2018年活動報告/大野市日中友好協会

2019年度「日本と中国」福井県版特集号の発行にあたり、当会の活動をご報告させていただきます。
毎年開催しております中国語講座は、受講者のレベル向上に合わせ、中級コースを4月~ 11月の8か月間開催しました。
受講者は8名で、若い頃中国語を勉強した方、中国人実習生の受入業に携わった方、独学で勉強してきた方など様々でした。
途中、講師の一時帰国の為1ヶ月間休講になりましたが、もっと勉強したいという熱心さもあり、12月まで期間を延長しました。
講座最終日には「北国の春」を中国語で歌い、来年度の再会を誓いました。
9月30日には、福井しあわせ元気国体相撲大会を、会員と県内外国人実習生が一緒に観戦を行いました。
50年ぶりに開催された福井国体において、大野市では日本の伝統文化といわれる相撲競技が開催されました。
この機会に、外国の方に日本文化に触れていただきたく観戦事業を行いました。
参加者は目の前で行われる迫力ある相撲に歓声を上げたり、「がんばれー」と日本語で応援をしていました。
当日は少年の部の試合で、皆高校生だと伝えると非常に驚き「この為にたくさん食べているんでしょうね」という感想がありました。
反省点として、会場が非常に混雑していた為、参加予定の会員2名と合流が出来ませんでした。
本年3月3日には恒例の「春節のつどい」を開催し、岡田会長をはじめ、来賓には福井県日中友好協会酒井会長、石山市長、久保教育長、山岸県会議員をお迎えし130名余の集いとなりました。
食事には手巻き寿司を用意し、各自が好きな具材を巻いて食べ、うまく巻けたり具材があふれたりと、和気あいあいと食事を楽しみました。
また、参加者に多数の国の方がいることから「各国を写真で紹介」の時間を設け、代表者に母国の写真をスクリーンに写し、日本語で紹介していただきました。
百聞は一見にしかずの通り、写真を見ることで説明もスムーズに聞くことが出来ました。ゲームでは「箱の中身は何でしょうゲーム」「お楽しみ抽選会」を行い、笑いに包まれた楽しい交流会となりました。
これらの交流を礎とし、今後も友好交流事業を行っていきたいと考えております。