2018年活動報告/あわら市日本中国友好協会

今年度、あわら市と紹興市は、あわら市出身の医師・藤野厳九郎と紹興市出身の文豪・魯迅との師弟愛を機縁に、旧芦原町と紹興市が昭和58年(1983年)5月に友好都市の締結をしてから35周年を迎えたことを記念し、35周年記念事業を実施しました。
まずは、8月23日から24日にかけて、盛閲春紹興市長を団長とし、行政や企業経営者、芸術家など24名の紹興市友好訪問団が来市しました。
佐々木市長を表敬訪問し、その後、あわら市の関係者や企業経営者との夕食会で、両市の紹介や伝統芸能を披露するなど文化交流を図りました。
また、翌日には、35周年を記念して、藤野厳九郎記念館前にライラック(花言葉:友情)の木を植樹しました。
そして、11月4日から9日にかけて、佐々木市長を総団長として、市長や市議会議長などによる「あわら市代表団」6名と、あわら市日本中国友好協会会長を団長とし、市議会議員や各種団体及び行政などで構成された「あわら市日中友好交流団」17名の計23名が、「第6次あわら市友好訪中団」として紹興市を訪問しました。
あわら市日中友好交流団は、11月7日にあわら市代表団と共に友好都市締結35周年記念式典に出席しました。紹興市との友好締結35周年を迎える富山県南砺市も加わり、あわら市・南砺市・紹興市の3市合同による記念式典となりました。
式典後の記念レセプションでは、団員である「あわら温泉女将の会」による日本舞踊の披露や、地酒「女将」の振る舞いなどによって、大盛況となりました。
また、あわら市代表団は、紹興市国際友好都市大会にも参加しました。
大会には、紹興市と友好都市を締結している世界18か国54都市が参加し、各国の参加者と友好交流・友好親善を図りました。
会場では、友好都市写真展が開催され、あわら市もあわら温泉や金津祭などの写真を展示し、あわら市の魅力をPRしました。
今後も、あわら市日本中国友好協会では、関係機関と連携し、各種友好交流事業の推進を図っていきたいと考えております。