2018年活動報告/永平寺町日中友好協会

昨年の7月23日から25日、永平寺町と友好交流関係を結んでいる中国江蘇省張家港市の梁豊初級中学の生徒20名、教師3名が来訪しました。
これは、一昨年の11月に、河合町長を団長とする25名の訪中団が、永平寺町と張家港市の友好交流関係締結20周年記念式典に参列した際に視察で梁豊初級中学を訪問しました。
梁豊初級中学の生徒は日本に関心が高く、梁豊初級中学として永平寺町の中学校と友好提携を結びたいと熱心に話されており永平寺町もまた前向きに考えるとしたのがきっかけで、翌年の2018年4月に松岡中学校、永平寺中学校、上志比中学校の3校と梁豊初級中学が友好交流協議書を交わし来訪が実現しました。
夏休みに入っていたため授業の体験はできませんでしたが、活発な部活動を中心に体験と交流をそれぞれの学校で行いました。
松岡中学校では、ブラスバンド部の演奏や剣道部の体験、卓球部の親善試合等、永平寺中学校では、ブラスバンド部の演奏に続き、小グループに分かれての寄せ書きや折鶴などの共同作業を、上志比中学校では、画像を映しながら英語で永平寺町の紹介をしたり、グループに分かれて英語で話し合ったり、張家港市の木であるクスノキを一緒に植樹したりと、それぞれ短い時間ではありましたが、互いに笑顔があふれ、すぐにうちとけあっていたのが印象的でした。
中学生同士の交流のほか、そば打ち体験や恐竜博物館、一乗谷朝倉氏遺跡の見学など、福井の魅力にもふれていただきました。その後一行は、滋賀、大阪を経て帰国しました。
梁豊初級中学は、生徒数2,000名、教員数155名、敷地面積5.7万平方メートルの大きな学校です。
グラウンドは400mクレートラックと芝フィールド、大きな体育館、大きな文化ホールなど、まるで大学のキャンパスを思わせるようなりっぱな施設です。
今年は、永平寺町からの中学生訪中団を計画しています。協会としても全面的に協力し、息の長い活動となるよう支援していきたいと考えています。